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株式会社アートコーポレーション
小口径 | ユニコーン工法-塩ビ泥水式
特に道路の狭い地域での生活環境を妨げないようなを配慮した、日本で初めての泥水式(一工程式)塩ビ管推進機です。
ユニコーン工法 概要
泥水式塩ビ管推進器] 一工程式
長距離推進 礫・玉石破砕に自信あり!
近年、下水道管渠工事は、整備率の向上とともに幹線から周辺面整備へと移行しつつあります。そうなると、特に過密都市の旧市街など道路の狭い地域での工事が増加する中、交通の遮断、騒音等による周辺住民の生活環境を妨げないような配慮が必要となります。ユニコーンDH-ES工法はこの様な背景をもとに生まれた、日本で初めての泥水式(一工程式)塩ビ管推進機です。

長距離《施工実績96m》

礫・玉石破砕《E土質の施工実績 約2000m》
区分 | 土質 | 礫率・礫径 | 備考 |
---|---|---|---|
A~C | 普通土・硬質土 |
礫率 : 15%程度 |
普通土カッタを使用 |
D | 砂礫土 |
礫率 : 30%程度(但し10mm未満60%程度) |
砂礫土カッタを使用 |
E | 玉石混じり土 |
礫率 : 70%程度 |
礫・玉石用カッタを使用し一次破砕、 |
特長
正確
・レーザターゲット及び各種センサの集中監視化と4本の修正ジャッキにより、精度の高い施工管理ができます。
強い
・油圧モータの大きなトルクと加圧された泥水により、礫にも強く広範囲な土質に対応。
・442kNの総推力で、余裕のある施工ができます。
小さい
・元押装置は直径2mの円形立坑に設置できるコンパクトな設計。
・分割式の掘進機は1号人孔での回収が可能です。

普通土用カッタ

粘性土用カッタ

砂礫土用カッタ

礫・玉石用カッタ
システム概略図・推進機の構成

先導体の構造

ユニット式泥水処理装置

施工方法・手順

1.先導体を発進立坑に裾付け、
鏡切りを行います。

2.地上で埋設管内にケーシングを
セットし、坑内に降ろします。

3.計測装置により方向を確認し、
方向修正を行いながら、埋設管を
順次推進してゆきます。

4.ユニット式泥水プラントで
土砂と泥水を分離します。

5. 2〜4の作業を繰り返し
到達立坑に到達させます。

6. 1号マンホールより
4分割回収します。

7.ケーシングを引き抜き回収します。
仕様一覧表
機種 | DH-ES200 | DH-ES250 | DH-ES300 | DH-ES350 | |
---|---|---|---|---|---|
掘進機 | 大きさ | 径240×2,065mm | 径292×1,950mm | 径342×1,950mm | 径394×1,950mm |
重量 | 250kg | 330kg | 450kg | 550kg | |
分割数 | 4 | ||||
カッタトルク | 0.98kN・m | 1.77kN・m | 2.55kN・m | 3.00kN・m | |
カッタ回転数 | 10rpm | 8rpm | 7rpm | 7rpm | |
修正ジャッキ | ×4本27.5kN | ×4本35.3kN | ×4本42.2kN | ×4本53.0kN | |
機内バイパス弁口径 | 40A(41.6mm) | 50A(52.9mm) | |||
標準ケーシング | 大きさ | 径172×1m | 径210×1m | 径248×1m | |
重量 | 22kg | 30kg | 41kg | ||
配管径 | 40A(41.6mm) | 46.0mm | 50A(52.9mm) | ||
推進装置 | 大きさ | W1,000mm×L1,745mm×H900mm | |||
重量 | 1,000kg | ||||
ジャッキ押力 | 221kN×2 (442kN) | ||||
ジャッキ引力 | 83kN×2 (166kN) | ||||
ストローク | 1,260mm | ||||
中央操作盤 | 大きさ | W750mm×L750mm×H1,350mm | |||
重量 | 200kg | ||||
所要電源 | 60HZ×AC200V×26KVA (*30KVA) | ||||
油圧ユニット | 大きさ | W980mm×L760mm×H1,070mm | |||
重量 | 580kg (作動油を含む) | ||||
出力 | ジャッキ3.7kw/カッタ3.7kw/機内弁0.4kw |
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